この記事は Vim Advent Calendar 2013 6日目です。
変なロゴとその出自
まずは下の画像を見てください。
2日目からの引用ですが、一見なんの変哲も無いVimの正式なロゴです。しかし何かがおかしい。わからない人もいるかもしれませんが、これは縦横比がおかしいのです。背景の緑の四角は本来なら正方形でなければならなにもかかわらず、この画像では菱型になっています。この違いは昔からVimのアイコンに慣れ親しんだ身としては、快速電車の中で足の裏が痒くなったけど掻くに掻けないそんなもどかしさを感じずにはいられない、というわけです。
問題はこの縦横比が狂った画像がどこからやってきたのか。そのネタで引っ張ろうかとも思いましたが、実はWikipediaでした。WikipediaのVimのページを見てみましょう。
Wikipediaでこの画像をクリックすると詳細なパラメータがわかります。
605x552ピクセルっておかしいやろ…1割近くも縦が短いんですな。
で、この画像の更新履歴をみると戦犯が誰かはわかります。まぁ、いまは戦犯の吊し上げをしたいわけではないのでここには書きませんが、きっとEmacs過激派の陰謀に違いないってことで矛を収めておきます。
正しいロゴ
Wikipediaに掲載されているロゴが正しくないのはわかりました。では正しいロゴはドコにあるのでしょう。 実はVimのソースコードに含まれています。
なんだあるじゃんよう。みんなこっち使ってくれよう。でもgifやxpmは少し中身が違いますね。
でもPDFは意図どおりです。
でやっぱWebで使うにはPNGがあると良いですね。せっかくだからEPSからGIMP2とか使って作っておきましょうか。
これは564x564の背景透過なPNGです。それより小さいのは 以前に作ってました。あっちを使ってください。
まとめ
以上、Vimのロゴには正しいものを使いましょう、という話でした。